宙ぶらりんの日々

新婚の派遣OL、お金はまだない

【凪のお暇 最新刊】凪ちゃんの今までと、これからと

 

こんにちは、神社カレーです。 凪のお暇5巻ですやったー!!! 帰りに早速、電子書籍で購入しました。 電子書籍は高いなーと印象はあるんですが、いつでも読めるし便利なのも事実。凪のお暇は全て電子書籍で揃えておりますホクホク。 さて最新刊の感想です! ネタバレ注意です!

 

 

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大きな変化は主に2つでしょう!

 

・凪がスナックで働く

・新人さんが慎司に恋に落ちる

 

凪が4巻で助けてもらったスナックで働きはじめました。

そこまでの経緯も中々素敵なものがありましたね!

読んでない方のために簡単に話しますと、 お隣さんのうららちゃんとお母様と一緒にドライブへ行くシーンがあり、途中で凪にバトンタッチをし、運転をしてみましょう!と提案します。 提案に対して「でも」「だって」とネガティブなことを言う凪ですが、運転してるうちに楽しいと思い始めます。

そこでお母様が言ったセリフがすごく好きなんです!

 

「想像してみてください 選択肢が増えると万能感で胸がわきませんか?」

 

 

結婚してくれ ※女です

 

 

思わず「好き…」と呟いてしまいました。なんなのお母様、あれだけ苦労されてるのにカッコよすぎませんか幸せになってほしい。

その言葉で目が覚めた凪のもとへ、スナックのボーイをやらないか?という誘いがきます。4巻で凪を助けてくれたスナックです。凪は胸を湧かせながら頷きました。

 

4巻でのスナックはガランガランでしたが、いつもは常連さんで賑わうお店です。ここでもスタッフやお客さんを通し、社会の在り方が反映されてて、胸を打つ表現が沢山ありました。

 

まずママに「好きな人にしか興味ないと思ってた」と言われる凪ちゃん

 

めっちゃ分かる

 

わかる…接客業5年くらいやってるけれど、一番言われる注意が「人に興味を持ちなさい」な私! 「いや興味は持ってるんだけど…」と心で反論していたのですが、この言葉で目が覚めました。私って好きな人しか興味ないわ。 だから初対面の印象はいいのに、だんだん評価が下がっていくのかと愕然としました。私も凪ちゃんと一緒です。他人のことをちゃんと見ないくせに、自分のことをよく知ってもらいたいと思ってる。 (このブログも顕示欲の一環なんでしょう)

 

そしてもう一つが悪口ばかり言う客に対して、凪ちゃんが嫌悪感を示すシーンです。これも「分かる」と頷いていたのですが、慎二が「そういう踏み絵みたいな話が必要なこともある」と言ってて心臓にナイフを刺された気持ちになりました。きっと上司に悪口を言っている人たちも、会社では理不尽なことを言われ、上司から叱責され、それでも戦うためにお酒を飲んできているのです。

これも凪ちゃんがこのお客様に興味を持っていれば、「仕事が大変なんだな」 「変な上司がいるんだな」と理解して、悪口も受け止められたのかな。

 

前者は納得したのですが、後者はわだかまりが残る部分もあります。 だって愚痴を言っても、悪口も言っても、状況が変化するわけじゃない。だったら仲間たちとどうやったら打開できるのか、もっと建設的な意見を述べていった方がいいと思うのです。 さらに悪口を言ったことを、どこから漏れるかわかりません。他人から聞いた悪口は、直接聞いたものより5倍くらいの悪意をもって伝わります。営業マンならそんなリスキーなことはしない方が得策です。

おそらく慎二はそのことを知っているのでしょう。 だから自分は非建設的な悪口は言わない。どこからか伝わって、自分に返ってくるか知っているから。それでも自分の考えと違う人を否定するわけでもなく、「そういう人もいるよね」と頷くことができる。

 

慎二ってすごいな

 

すっごいわ、そりゃモテますわ。 新人の女の子も一瞬で恋に落ちちゃいますわ。

 

新人さんの話が出たので、私の希望する展開を申し上げると、

 

凪ちゃんは何とかなりそうだから、新人の女の子をフォローしてほしい。

 

本当にかわいそう。

地道に営業したり、他人の良いところを見つけたり、他人の幸せを自分のことのように喜んだり、すっごく良い子なのにどうしても空気を壊してします。元職場の人にも「なんで息してんのアンタ」と言われる始末。

この子を見てると東村アキコ主に泣いてます」の泉さんを思い出します。

 

 


 

 

 

美人過ぎて男からは迷惑なほど言い寄られ、嫉妬した女からは嫌がらせを受けまくります。泉さんは繊細な方なので、一つ一つの嫌がらせに心を痛ませます。そんな彼女の印象深いセリフがありました。

 

「次はブスに生まれ変わりたい。愛されるブスになりたい」

 

私には理解ができない言葉ですが、そう願うくらい泉さんの心はボロボロになっていたのでしょう。

おそらくこの新人さんも同じです。仕事をどんなに頑張って、他人の幸せを願ったところで、容姿が可愛いからだよねと皮肉を言われてしまいます。自分の努力がすべて透明化されてしまいます。

 

「そうよ、私は可愛くて、仕事もできるんだから」とプライド高い人だったら、よかったのに!!この子優しいから傷つきまくってるねん!! (急な関西弁)

 

だからどうか慎二よ、この新人さんを助けてあげてください。 凪ちゃんに言った強い言葉は使わないようにね!!(上から)

 

今回も面白かった「凪のお暇」 人間が持つ薄暗い部分を描きながらも、きちんと明るい展開がある。しかも教訓的じゃないのがまたいいですよね。上司から「人に興味を持ちなさい」と説得されても直せないですが、「凪のお暇」は納得させられるから自分の行動も直すことができます。これは大きな違いだなあと思うのです。

 

次の巻も楽しみにしております!!